砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2009.4.3(金) No.11
いらはクリニック 通所リハビリセンター

今回は、沖縄県那覇市にあるいらはクリニック・通所リハビリセンターへ訪問させて頂きました。
ご自宅から通われる利用者の皆さんとスタッフの皆さんとご一緒させて頂きました。
手作りの歓迎の幕で快く迎えてくださったいらはクリニックの皆様、心より感謝いたします。有難うございました。

沖縄の歌を皆で一緒に歌い、「一粒の種」の曲が出来た背景をお話させて頂いてから歌を聴いて頂きました。顔を赤らめて真剣に聞いて下さる方、めがねの奥から流れる涙を拭いながら聞いて下さる方、目を閉じて聞いて下さる方、遠くの離れた場所からじっと見つめてくださる方、それぞれの形で聞いて下さっていました。
そして歌い終わった後で「よかったら皆さんの大切な方を教えていただけますか?」と伺わせて頂きました。「奥さん」「孫たち」「ここにいる皆さん!」と沢山聞かせて頂きながら、多くの方とお話させて頂くことが出来ました。
お話をおうかがいさせていただいてる間に席を立っていた利用者さんが戻って来て「いい歌をどうもありがとう。涙が止まらなくてトイレ行っていたさぁ。」と話して下さいました。

最後にスタッフさんの提案で利用者の皆さんお一人お一人と握手をさせて頂くことになりました。
全員と握手!初めての経験です。握手しながらお一人お一人と短いですがお話をすることが出来ました。それまで男性の利用者の方は表情が分かりづらかった方が多かったのですが、握手しながら触れ合う時には、表情がとても穏やかで温かく「いい歌をありがとう!応援する!」「また来て!」と嬉しい言葉を頂けました。
私がこの「Smile Seed Project」を重ねてきて対話をどうやった増やせるか?が、この時少し光が見えてきました。
「握手」ってとても素敵な触合いですね。限られた時間の中、温度が伝えあえる素敵な方法を教えて頂きました!
ありがとうございます♪



では、また次回のSmile Seed Project まで。