砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2009.11.21(土) №115
沖縄県 おもろまちメディカルセンター

今回は沖縄県那覇市にあるおもろまちメディカルセンターという病院を訪問しました。
ご担当頂きました看護部長の宮城克子さんをはじめスタッフの皆様、ありがとうございました。

外来時間を終えたロビーで行われたミニライブ、入院されている方やそのご家族、職員の方とご一緒しました。 知人にご招待いただいて、と素敵なご夫婦が早い時間からいらしてくれていたりもしました。

「十九の春」や泉谷しげるさんのカバーで「春夏秋冬」を歌い、「安里屋ゆんた」をみんなで歌い、「一粒の種」の話しと歌を聞いていただきました。
「安里屋ゆんた」は、普段余り言葉を発しない患者さんも一緒歌っていたと、宮城看護部長さんが嬉しそうに話してくれました。

この宮城克子さん、「一粒の種」の作詞者である高橋尚子さんのお姉さんです。
ただ、実は、あとからわかったことですが、私は高橋尚子さんに出会う前に、先に宮城さんに出会っていました。

私の兄が去年、このおもろまちメディカルセンターに入院し、手術を受けたことがありました。
予定の時間がきても終わらない手術を、私と家族がロビーで待っていたとき、 勤務を終えた私服の女性職員の方が、
「予定時間を越えてますが、手術に問題はないですよ」
とわざわざ伝えにきてくれ、その後も何度も何度も、私たちに声をかけてくれました。

家族の手術を待つ、あの言い知れない不安な気持ちを救ってくれたのは、その女性の言葉でした。
「とっても親切な看護師さんがいたんだよ」
と、無事に手術を終えた兄とも話していました。

その女性が看護部長の宮城克子さんで、偶然にも高橋尚子さんのお姉さんだと CD「一粒の種」発売後、だいぶ後になってから知りました。
思いがけなかった嬉しい繋がりです。
宮城さんは、お忙しい身にも関わらず、私のライブには足繁く応援に来てくれて、 いつも元気を分けてくださっています。

恩返しとまでは言えませんが、こうやって宮城さんがいる場所へ、歌をお届けできたことは、歌手としても、 個人的にも、とても嬉しく、有難い気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。












では、また次回のSmile Seed Projectまで。