砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2009.4.17(金) №12
おおざと信和苑

今回は沖縄県南城市にある、介護老人保健施設おおざと信和苑の通所・入所の皆さんと職員の皆さんのところへ訪問させて頂きました。
午前中の忙しい時間帯にも関わらず快く受け入れて下さった皆様、こころからありがとうございました。

 今回は、入所の方と通所に通われているお年寄りの皆さんにたくさん集まって頂きました。
「あなたの大切な方を教えて頂けますか?」
恒例となったこの質問を大里しんわ苑の皆様にもしてみました。
「家族」「わからない」「旦那」「妻」「孫たち」とお話し頂きました。
中には「砂川恵理歌さん、あなたよ!」とおっしゃってくれるお茶目な利用者さんもいて会場を沸かせていただきました。
「一粒の種」の曲を歌わせて頂く前に、私が介護の仕事に就いていた時からずっと残っていた、埋められない気持ち。お年寄りの介護をさせて頂くにあたって感じていた「何かもっとできなかったのか?」と強烈に襲われる無力感をこの「一粒の種」の曲に出会ったことで私自身とても救われました。
今、現役で介護の仕事に携わる職員の皆さんも話しをするまでではないんだけど、心のなかに残っているもやもやを和らげる一つとしてお届けできたら嬉しいと思いますと話をさせて頂きました。
利用者さんの傍らにいる職員のみなさんにも、「一粒の種」の歌詞に頷きながら真剣に聞いてもらっている光景に届いていってるように感じました。
言葉にして伝えることの大きさを今回改めて学ばせてもらいました。

試行錯誤の旅はまだまだ続きます!
では、また次回のSmile Seed Project まで。