砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2010.6.12 (土) №152
沖縄県 ゆっかの日

今回の出前ライブは那覇市首里にある結ホールで行われたイベント「ゆっかの日」で那覇少年少女合唱団の皆さんのステージにご一緒させていただきました。

「ゆっかの日」というのは沖縄の子どもの日で、昔の沖縄では旧暦の5月4日に子どもたちはおもちゃを買ってもらえる特別な日だったそうで、この日のイベントでもたくさんの子供たちが集まっていました。

世界のおもちゃが展示・紹介・体験できるようになっていて子供たちは思い思いに遊びながら、ステージでは園児たちのお遊戯の発表や人形劇や子ども達に継承していきたい指笛の催しが開かれていました。
そのプログラムの中に那覇少年少女合唱団の皆さんも参加されていて、持ち時間の最後に「一粒の種〜合唱〜」を一緒に歌わせていただきました。

那覇少年少女合唱団の皆さんとの出会いは5月に行ったレコーディングの時でした。
前作「一粒の種」を新しくアレンジし7月に沖縄先行発売の運びとなった「一粒の種〜合唱〜」を一緒にコーラスとして皆さんに歌っていただきました。

この日発売前に初めてお披露目させていただく機会を頂戴しました。
大事なステージの時間を快く提供していただいた那覇少年少女合唱団の皆さん、ゆっかの日関係者の皆様ありがとうございました。

「素晴らしい歌だね!感動しました」
「この歌知っていました。大好きです」
「子供たちと一緒だとまた違う力強さがあっていいね」
ととてもありがたい言葉をいただきました。

若くして亡くなった男性が最後に残した言葉がもとになって生まれた「一粒の種」という歌。
この歌をお1人お1人に大事に届けたいと出前ライブSmile Seed Projectをスタートして一年半、一粒の種という歌の不思議な力を訪問させていただくたび、この歌を歌うたび毎日感じていました。
「自分は一度生でこの歌を聞くことができた。CDで聞くよりもやっぱり目の前で生で聞くと違う。自分もう一度聞けるにはもう間に合わないかもしれないけど、この曲を同じ病棟の仲間にも是非生で聞いて欲しい。それが僕の願いだ」
あるイベントで出会った男性が、そう家族や病院の職員に残し、そして命の尽きる間際「一粒の種に〜」とこの歌を口ずさんでくれていたりと、この歌を愛して下さる方々にたくさん出会わせて頂きました。そんな出会いを重ねる旅の中で、どんどんこの歌が成長していきました。そこでみんなで一緒に歌いたいと思うようになり今回の新しい「一粒の種」が合唱という形で芽を出しました。

初めてお届けさせていただく、那覇少年少女合唱の皆さんと歌う「一粒の種」がたくさんの子どもたちへという巡り合わせにこの歌の持つ不思議な力を改めて感じた今回のSmile Seed Projectでした。
















では、また次のsmile seed projectで。