砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2010.6.19 (土) №154
沖縄県 沖縄看護総会

今回は沖縄県看護協会の看護総会にご一緒させていただきました。
会長の奥平登美子さんを始め、ご担当頂きましたスタッフの皆さんありがとうございました。
沖縄県看護協会とは、沖縄県の看護に携わる皆さんが研修や勉強会を行ったり、研究発表が開かれたりと日々進む医療の新しいケアや最新の技術を学ぶ所だそうです。

そして、この日は年に一度の看護総会ということで、宮古・八重山の離島を含め沖縄全島からたくさんの看護師の皆さん、看護に携わる皆さんが集まっていました。
功労者の方の授賞式が行われた後、お時間を頂いて歌とお話をさせていただきました。

介護職時代のおばーの話をして「十九の春」や「童神」を歌うと、同じ看護や介護の現場だからでしょうか?沢山の方がうんうんと大きくうなずいたり、大笑いしてくれたりしていました。
そんなパワーあふれる雰囲気の中、「一粒の種」の歌ができる時の、最後の言葉を残した患者さんとその言葉を受け取った看護師:高橋尚子さんとのエピソードを今回始めて朗読させていただきました。
10分近くある長い朗読でしたが、皆さん最後まで静かにそして真剣に耳を傾けてくださいました。
そしてその後「一粒の種」を歌わせていただきました。
涙しながら聞き入って下さる方、目を閉じじっと聞いて下さる方、会場にいらしたお一人お一人が大切な誰か、心にいる誰かを思いながら聞いてくれているように感じました。
会場から皆さんの溢れる想いがステージの私のところへ体をビリビリするくらい伝わってきました。

会場を後にする時、「いーっぱい笑って、いーっぱい泣いて、とっても元気になったよ」
「僕も宮古島出身です!今日は本当にありがとう!」
「いい歌を聞かせてくれてありがとうね、明日からまた頑張れるさぁ」
「職場でもみんなで聞くね!」
沢山の皆さんに力強い握手と言葉と太陽のような笑顔をもらって私がいっぱい元気をいただきました。

最後に、「一粒の種」の歌が生まれるきっかけになった看護師の高橋尚子さんのお姉さんも同じく沖縄で看護師をされていて、今回の看護総会にもスタッフとしてステージそでにいらしておりました。
私が朗読をしているとき丁度高橋さんからお姉さんへ電話が来たらしく電話越しに涙しながら聞いて下さっていたと後でそっと伝えていただきました。

人から人へ思いが繋がっていくのを新たに感じた今回のSmile Seed Projectdでした。
ではまた次回のSmileSeedProjectで。