砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2010.7.20 (火) №166
和歌山県 児童心理療育施設みらい 和歌山児童家庭支援センターきずな

和歌山県でのはじめてのSmile Seed Projectは、関西でいつもお世話になっている方からのご紹介で、 事情があって自分の家で暮らせない子供たちの施設を訪問しました。
親からの虐待や、親の事情で家にいられない子供たち、50人ほどと歌とお話の時間を過ごしました。

こういった施設は初めてですので、訪問前はとても緊張しましたが、子供たちは元気で、楽しい時間を 御一緒することができました。

「一粒の種」の話をメインに、命の話などをさせていただきました。
みんな静かに聞いてくれ、表情は真剣そのもの。
実は、みんなが集まるこういう催しで静かに聞いてくれることはなかなかないそうで、職員の方が 驚いていらっしゃいました。「一粒の種」という歌から何かを感じてくれたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。












ある職員の方から、こんな話を聞きました。
「自分は一度この仕事が辛すぎて離れたこともありました。でも、また戻ってきて、今は子供たちと過ごす時間を とても貴重なものだと感じています」

子供ながらに心にたくさんの事情を抱える50人の子供たち、そして全力で守っている大人たち。
短い時間で何が伝えられたのか、正直不安もありますが、子供たちの真剣な顔と笑顔は本物だったように 思います。
またいつか、大きくなったみんなに会いたいです。

ありがとうございました。











では、また次のSmile Seed Projectで。