砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2010.7.23 (金) №169
京都府 てぃんがーら

この日は、京都に新しくオープンした飲食店「てぃんがーら」にて珍しいスタイルで smile seed projectを行いました。
飲食のほか、アートの紹介などもする沖縄風のお店で、 沖縄で訪問したオリブ山病院の先生からのご紹介でした。
オープンしたてのお店に20名ほどのお客様が集まり、私の歌とお話を聞いていただきました。

実はこの日、とても偶然で感動的な出会いがありました。
このお店のお隣に住んでいる石垣島出身の女性が、「一粒の種」の作曲者の下地勇さんと親交がある方で、 その女性と女性のご兄弟2人を連れて会場にお越しでした。

女性の娘さんは数年前、白血病で亡くなったそうです。
娘さんの闘病中、ファンだった下地勇さんが出演する京都のラジオ宛てにお手紙を書き、 ダメ元で会いに来てほしいとお願いしたそうなんです。
下地勇さんはそのお手紙を読んで、すぐに娘さん会いにいったそうで、 娘さんが亡くなってからも、女性は下地勇さんの関西でのライブに足を運ぶのを励みに生きてきたのだそうです。

「だからあなたに会えるのも楽しみにしていました」
とおっしゃってくれました。

女性は今、白血病の啓発運動をしているのだそうです。
その活動のなか御自身が書いた書籍もいただきました。

「一粒の種」を通し、また心が熱くなる出会いをいただくことができました。
ありがとうございました。









では、また次のsmile seed projectで。