砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2009.5.12(火) №19
恩納村喜瀬武原(おんなそんりつきせんばる)小・中学校

今回は沖縄県恩納村にある、喜瀬武原(きせんばる)小・中学校へ訪問させて頂きました。
全校生徒の皆さん、先生方、地域の皆さんと一緒にとても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
いつもより長丁場のSmile Seed Projectでしたが、最後まで児童・生徒の皆さん、
先生方にご理解・ご協力頂きまして心より感謝致します。
ありがとうございました。

喜瀬武原小・中学校は小学校・中学校合わせて全校生徒43名。
1階が小学校、2階が中学校で、教室は廊下側の壁がないオープンな造りです。
入ってすぐに広々とした吹き抜けのホールがあり、私がもっている「公立の学校」の
イメージとは、とてもかけ離れていて驚きました。

今回の訪問は、喜瀬武原中学校の川田先生という理科の先生から是非歌いに来て
ほしい、と、とても熱いメッセージを頂いたことがきっかけです。
この日に合わせて授業で「一粒の種」を取り上げ、歌の背景や歌詞の意味を生徒の
皆さんと考えてくださっていました。

プログラムが始まる前に、中学生の皆さんと一緒に給食もご馳走に!
久方振りの学校給食にハイテンションです!(笑)
給食のあいだの川田先生や生徒の皆さんとおしゃべりのなかで、バトミントンが
とっても盛んで県内屈指の強豪揃いであること!顧問は川田先生であることなど
を教えてもらい、会話のやり取りや表情から、生徒の皆さんと川田先生の結びつき
を強く感じました。










そして、いよいよ午後からミニコンサートが始まりました。
はじめは私も皆さんも緊張気味でしたが、プログラムが進むにつれ、少しずつ笑顔が。
ゆっくりした時間の分、いつもより多くの方とお話をすることができました。
「あなたの大切な方を教えて下さい。」
私の質問に、ここで中学三年生の女の子から今までにない
「先祖です!」と、いう新しいお返事を頂きました。
理由を聞いてみると
「これまでのご先祖さまが一人でも欠けていたら私はココに居ることができなかったから!」
と…。
会場にいた全員が「あはぁ〜」と大きく納得しました。












最後に「一粒の種」を会場にいた皆さんと合唱しました。
「一粒の種」を合唱するのはこの時始めて。全員で歌っていると、一人で歌っている時とは
また全然違う感覚がとても心地良くて、温かくて、思わず
「皆さーん!隣の方と手を繋ぎましょう〜」
と言っていまいした。本当に幸せなひとときでした。












まだ若くしてお母様との別れを経験され、だからそご自分が教える児童・生徒の皆さんにも
「一粒の種」を届けて欲しいと今回の出会いをもたらして下さった川田先生、そして
現在病と闘っていると打ち明けて下さった○○さん、あの日、確かに皆さんとひとつに
繋がれたように感じました。

この「一粒の種」の歌と一緒に皆さんに出会えた事、心から感謝します。
ありがとうございます。

また、新しい「一粒の種」の繋がり方を教えて頂きました。

 









では、また次回のSmile Seed Project まで。



追伸:このあと、小学校の皆さんとひまわりの種まきをしましたが、後日、川田先生から
芽が出ました、と写真を送っていただきました。