砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2010.9.11 (土) №195
沖縄県 ソーシャルハウスあごら

この日は、那覇市朱里にある「ソーシャルハウスあごら」を訪問しました。
こちらは、主に心に病気を抱える大人や子供が通う小規模作業所で、喫茶店として営業もしています。
通われている方は、精神に障害を持つ方、アルコール依存の方などで、ボランティア活動を 通して地域社会との接点をつくるための窓口としての役割もあるそうです。

こちらへの訪問は、あごらに通う方からいただいたお手紙がきっかけでした。
お手紙をいただいた20代の女性の方は、以前、介護の仕事をしていたそうですが、ご家族が亡くなったことを きっかけに落ち込んでしまい、介護の仕事も辞め、前向きに生きる力もなくしてしまったそうなんです。
ただ、私があごらに来ることが決まってから、チラシを作ったり宣伝するために力を尽くしてくださったようで、 あごらのスタッフの方も、「今回のために彼女がすごく頑張っていた」と教えてくれました。そして、最近になって介護の仕事も再開したそうなんです。

お会いしたその女性は、『「一粒の種」に触れたことで前向きになれたんです』と言ってくれました。
その言葉は、私にとって何よりもうれしい言葉です。

20人ほどの方がいらっしゃるなかで、「童神」「春夏秋冬」「一粒の種 〜合唱〜」「十九の春」を歌いました。
それから、コンサートが終わってから、喫茶店でだしていらっしゃるチーズケーキをいただきました。
とてもとてもおいしいチーズケーキでした。

今回も素敵な出会いをありがとうございました。












では、また次のSmile Seed Projectで。