砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2010.10.22 (金) №211
沖縄県 精神科看護学会

この日は、沖縄県浦添市にある、てだこホールで行われた、「精神科看護学会」に参加させていただきました。
沖縄県内の精神科医療に関わる皆さん約100人が集まり、2日間の研修や発表を行う場だそうで その締めくくりに私のミニライブを開催してくださいました。










私が以前介護の仕事をしていた現場には認知症のお年寄りの方も沢山いました。
これはあまり知られていないことですが、骨折したら外科、風邪を引いたら内科、というように、 認知症の方は精神科の先生にお世話になります。
なので、介護時代から精神科の先生には馴染みがありました。
医療従事者の皆さんが一同に集まる場ということでしたので、 「一粒の種」という歌が生まれるきっかけになったお話を中心に聞いていただきました。
「一粒の種」はこの場でも何度もご紹介している通り、がんで亡くなった男性の最期の言葉を受け取った看護師が、 男性の言葉をポエムにまとめ、そのときの様子をメールマガジンに綴ったことが、歌ができるすべてのきっかけです。
そのメールマガジンに投稿された文章と、ポエムを朗読させていただきました。
まさに最前線の現場で患者さんと向き合っている皆さんなので、是非この歌ができる一番初めのお話をお伝えしたいと思ったのです。

そして、「一粒の種 〜合唱〜」を心をこめて歌わせていただきました。
スタッフを含め、二日にわたる学会に疲れているにも関わらず、沢山の方が涙しながら話と歌を聞いてくださいました。
講演会が終わった後には、すがすがしい皆さんの笑顔があり、 多くの病院の方から
「うちの病院にも歌いに来てください」
とお声掛けをいただきました。

あたたかくお迎えいただき、ありがとうございました。










では、また次のSmile Seed Projectで。