砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2010.10.25 (月) №214
長野県 社会福祉法人 児童養護施設 飯山学園

長野県での3か所目の訪問先、「飯山学園」とは、児童養護施設で、保護者のいない児童、虐待をされている児童や環境上養護を要する児童が入所しており、自立を支援する施設です。
ここに暮らしている児童と先生方あわせて30名程の皆さんとご一緒いたしました。












この飯山学園に向かう道中、今回の案内役をかって出てくださった、信州プロレスのグレート☆無茶さんが こんなお話をしてくれました。
飯山学園には、以前、プロレス公演にいらしたことがあるのだそうです。
小学生の子供達とプロレスをするアトラクションをし、子供たちはとても喜ぶのだそうですが、逆に 中・高生は遠巻きに見ていることが多く、その子達にも何かできないかと思っているのだ、と。
だからこそ今日は特に中学生や高校生達に「一粒の種」を聞いて欲しいと話してくれた。

園児から高校生までの幅広い年齢が集まってくれましたが、特に小学生はとても元気な子が多いように思いました。
歌を交えながら自己紹介と、一粒の種の話をした。
5〜6人いた中学・高校生は真剣に聞いてくれ、真っ直ぐな視線を向けてくれました。


この学園には若くて熱い気持ちの先生が多かったです。
無茶さんのお気持ちを若い先生に話すと涙ぐみながら「ありがとう」といってくれた。
さらにとてもうれしいことい、施設長の青木さんから
「今日はありがとう。この曲、みんなで歌いたいので楽譜はありますか」
との嬉しい言葉をいただきました。

園で収穫した柿とりんごをお土産にいただき、帰り際、沢山の子供達が
「また来てね〜」
外まで見送ってくれました。
そしてそのなかには、中高生の姿もありました。
ほっとすると同時に、なにか胸に込み上げてくるものを感じました。

「一粒の種」という歌が、あの子供たちや、先生たちの毎日に寄り添い、
支えになったとしたらとても嬉しいことです。
ありがとうございました。

では、また次のSmile Seed Projectで。