砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2010.10.28 (木) №218
富山県 認知症デイサービス かっぱ庵

この日、はじめて富山県を訪問しました。
北陸放送の酒井さんのご案内・ご紹介です。
以前、プロモーションで北陸放送にお邪魔した際、
「富山にとても凄い福祉施設があるよ」と教えていただき
「ぜひ連れて行ってください!」と私がお願いしたのが実現した形です。

「富山型デイサービス」と一般的に呼ばれているのですが、
「富山型」とは、お年寄り、子供、幼児、そして障害がある方が一緒に楽しく過ごす という福祉サービスなんだそうです。他県では見られない、独自のスタイルです。













この施設を運営する、阪井由佳子さんは、事前のお噂どおり、とても美人で素敵でパワフルな方でした。 お出迎えいただいた瞬間に大好きになってしまいました。

日中ということもあり、私が訪問した時には子供はいなかったのですが、 かっぱ庵に通われている方、暮らしている方、スタッフの方、系列の施設の方など30名ほどとご一緒しました。 かっぱ庵は大きな歴史ある民家を改装した建物で、アットホームな雰囲気が全体から漂っておりました。

「童神」「籠の鳥」「十九の春」「一粒の種 〜合唱〜」を歌わせていただきました。











とても印象的だったのが、かっぱ庵をご利用しているハナエさんという95歳の方と、その息子さんの光景でした。
「一粒の種 〜合唱〜」を私が歌っているとき、ハナエさんが、隣に座る息子さんの肩をポンポンと 触れながら聞いてくれて、その様子にとても「母」を感じたからです。
阪井さんのリクエストで、「一粒の種 〜合唱〜」をもう一度歌いました。
皆さんが心で私の歌を聞いてくださっているのが感じられ、とても幸せな気持ちになりました。

皆さんの穏やかな表情、素晴らしいサービスと関わる人々に触れ、そしてこのサービスを 一生懸命に明るく支える阪井さんの姿に、私のほうが元気をたくさんもらいました。
ありがとうございました。











では、また次のSmile Seed Projectで。