砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2009.6.19(金) №31
沖縄県 沖縄県立美咲特別支援学校

今回は沖縄県にある美咲特別支援学校へ訪問させて頂きました。
美咲中学部のみなさんと体育館で楽しい時間をご一緒させていただきました。

ご担当して頂きました先生方心から感謝いたします。
ありがとうございました。

Smile Seed Projectでは、「一粒の種」は必ず歌いますが、その他の歌う曲は
直前まであえて決めずに向かいます。
その場で話したり、そこの雰囲気を感じながら決めることにしているからです。
直前に渡した曲リストも本番で変更したりその時その時で毎回違ってきます。
今回もそんなうれしいハプニングがありました。

いつもは、「あなたの大切な人を教えてください」と聞きますが、
よりわかりやすい言葉を、と思い、
「あなたの好きな人を教えてください」
と問いかけてみました。
皆さんに「好きな人いる人〜!」と聞くと
「はーい!はーい!」とあちこちで手が挙がるのでびっくりしました。
「○○くんです。」
と本当に自分の好きな人を打ち明けてくださり、その後は
告白大会のようになって笑顔や笑い声で溢れておりました。
とても素直な心を持った皆さんの大きさに私も心から笑っていました。

そして、「一粒の種」を私が歌い始めた時、曲を知っている
生徒の皆さんが一緒になって歌ってくれました。
気を使ってくださった先生が「今はちゃんと聞こうね!」と言うと、
静かに最後までじっと真剣に聞いてくれました。
途中まで一緒に歌ってくれた生徒の皆さんの気持ちも、
私への気遣いをくれた先生の気持ちもどちらも嬉しくて、
「皆さんと一緒にもう一回一粒の種を歌いませんか?」と予定にない提案してみたら
皆さんの顔がぱぁっと笑顔になりました。
この日、私の訪問に備えて歌詞を大きく張り出してくださっていたので、
私も生徒の皆さんと一緒に体育館の床に座って2回目の「一粒の種」を歌い始めました。
すると、私の周りに一人二人と自然に生徒の皆さんが集まって来てくれ、最後には大きな輪
になって皆で一緒に「一粒の種」を歌いました。とても素敵な光景でした。
まっすぐな心がまっすぐに沢山私の心に届いてきました。
この瞬間「一粒の種」という歌を通して皆さんと繋がったように思えて心から嬉しかったです。












「この歌詞の提案も生徒から言ってきたんですよ!それで作ったんです。」
と先生から後でお聞きしました。
「3年生は、ちゃんと聞かなくちゃ!と緊張していたようです。
でも、一番楽しみにしていたんですよ。」と。

そんな気持ちがとてもとても嬉しかった今回のSmile Seed Porjectでした。















では、また次回のSmile Seed Project まで。