砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2009.8.16(日) №69
滋賀県 照光寺

今回は、smile seed project初、お寺でのコンサートを経験しました。
滋賀県日野町にある「照光寺」。
このお寺の若い副住職の方がCD店で「一粒の種」を知り、そのあと偶然NHKドキュメントをご覧になったそうで 熱いお手紙をいただき、今回の訪問の運びとなりました。
機材のご用意はもちろん、「んみゃーち(ようこそ)砂川恵理歌さん」と宮古方言で書かれた手作りのボードなどを 作ってお待ちいただき、準備に大変ご尽力をしていただきました。
副住職の花木信さんはじめご準備に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。














お手紙には
「大切な方を亡くされて悲しみを抱えていらっしゃる方の心の支えになってほしい。 ぜひ生の一粒の種を聴いて前向きになっていただきたいと思っています」
と綴られており、ありがたくもあり、プレッシャーも感じていました。
また「お寺」という場所だけで少し緊張ぎみだったうえに
想像以上に大きなお寺で圧倒されたものの、副住職や住職の温かい歓迎とお集まり頂いた皆さんの やわらかい雰囲気に、リラックスしてゆったりと歌わせていただきました。

この日は、普段お寺に通われている方(「門信徒さん」とお呼びするそうです)はもちろん、ご近所の方もお集まりいただき 大変温かなミニコンサートとなりました。

開放したお堂のなかには蝉の鳴き声も届いていてきてとても素敵なひとときでした。













この日、副住職のお招きで、大阪から若い女性の方がいらしていました。
今年、大好きだったお父様を亡くされ、とても悲しんでいらっしゃったそうです。
ライブでは、「一粒の種」を静かに一緒に口ずさんでくださっていました。
会の後に少しお話をさせていただきました。
私には聞くことしかできませんが、「一粒の種」がこの方にとって明日の力になればと 心から願っています。
お話いただきありがとうございました。


照光寺では、いつでもお寺を開放し誰もが自由に入ってこれるようにしているそうです。
そして、皆さんが集まるような会を積極的に催したり、子供たちのために 遊具や卓球台なども用意してあり、ご近所の方と交流に努めているとか。
そのお気持ちがあってこそ、今回の出会いとなったのですが、その深く広いおもてなしの心に感動した 今回の訪問でした。

帰り際、記念に、と鐘をつかせていただきました。
鐘の下で体が共鳴するのを感じて、感動しました!













では、また次のsmile seed projectまで。