砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2009.8.17(月) №73
大阪府 特別養護老人ホーム ほほえみの園

池田市訪問の最後は、特別養護老人ホームほほえみの園を訪問させていただきました。
入居の皆さん、デイサービスご利用の皆さんとゆっくりと音楽を楽しみました。
普段から、歌をよく歌っているそうで、私の訪問を皆さんで楽しみに待っていてくださったそうです。
中庭に面したガラスには「ようこそ砂川恵理歌さん」と手作りの字幕を張ってくださっていました。

ある女性の方に「昨日あなたにお目にかかりました」と言われたので、はて?と思ったら、NHKドキュメントのビデオを前日にみんなで見て、一粒の種の予習もしてくださっていたそうです。
そんな歓迎に感激し、ライブをはじめました。












私が老人ホーム訪問の際に十八番にしている「かごの鳥」は、なんとここで普段使っているという歌詞の幕がささっとでてきて、歌詞を見ながら皆さんと合唱しました。
そして、もちろん「一粒の種」も大事に歌わせていただきました。
一緒に口ずさんでくださる方もいて、大変幸せな気持ちでライブを終えました。












この日、池田市内の4施設をご案内いただいた元池田市職員の小澤様は、現職中は市の福祉向上のために力を尽くされ、退職なさった現在もなお、現場の施設の方から厚い信頼を得て、この日は私と「一粒の種」のために力をお貸しいただきました。スケジュール調整も含め、大変な準備だったと思います。

「一粒の種」を通し、小澤様をはじめたくさんの志ある方と出会えたこと、この日も多くの方に一粒の種を聴いていただいたこと。そしてひとつの出会いからまたつながった新しいご縁。すべてが本当に有り難く、この先も大切に大切にこのご縁を育てていきたいと感じています。

末期のガンでこの世を旅立った中島さんの言葉から生まれた歌「一粒の種」。
この歌を受け継ぎ、歌い始めてから、なにか不思議な力に導かれるように、日々素晴らしい出会いをさせていただいています。この歌のもつ力をあらためて感じるとともに、 この歌をまた明日も大事に歌わせていただこうと、心を新たにした池田市の訪問でした。














旅はまだまだ続きます! では、次回のsmile seed projectで。