砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2009.9.24(木) №86
神奈川県 介護付有料老人ホーム リアンレーヴ馬車道(キノシタライフ)

この日は、キノシタライフさんが運営する、介護付有料老人ホーム リアンレーヴ馬車道を訪問しました。
馬車道は、横浜を象徴するような、レンガが印象的な街。
そして駅からすぐのリアンレーヴ馬車道は、施設全体が高級ホテルのような素敵な空間でした。
こちらにお住まいのお客様やスタッフの方と穏やかな時間を過ごしました。

沖縄を感じていただけたら、と「十九の春」や「涙そうそう」「安里屋ゆんた」を歌い、「一粒の種」も聞いていただきました。
皆さん歌詞を見ながら真剣に聞いてくださいました。
そして、この当日がお誕生日の方も含め、9月にお誕生日を迎えた方が二人いらっしゃるということで、急きょ皆さんで「HAPPY BIRTHDAY」の歌も歌い、和気あいあいとした雰囲気になることができました。












ライブが終わって、ある男性のお客様にお声がけいただきました。
「今日、80年ぶりに『十九の春』を聞きました。私が中学1年のとき、懇意にしていた先輩が失恋したらしく、何度も何度もこの歌を歌っていたから、知らず知らずに覚えていました。聴けてよかったです」
と懐かしそうにお話してくださいました。

ひとことで80年と言っても、ヒヨッコの私からしたら途方もなく長い年月です。
この男性の言葉は、人の人生に歌がしみ込んでいること、歌の力や歌の在り方をあらためて感じさせてもらいました。
「一粒の種」も、この男性にとっての「十九の春」のように、時間を超えて誰かを嬉しく思い出される一曲に育っていってくれたら、と感じています。

ここの施設長・安藤さんは、以前、7月に訪問したライフコミューン上大岡でお会いしており、9月からここの施設長になられたそうです。
嬉しい再会でした。
安藤さんはじめ、スタッフの方に素敵な笑顔でお迎えいただきました。ありがとうございました。












では、また次回のsmile seed projectまで。