砂川恵理歌 オフィシャルウェブサイト

2009.10.10(土) №93
沖縄県 第8回 九州地区言語聴覚士会合同学術集会

今回は喋る、聴く、食べることのスペシャリスト、言語聴覚士の皆さんとご一緒しました。
九州各地から沖縄県男女共同企画センターてぃるるホールに集まって行われた合同学術集会にて 「一粒の種」を歌わせていただきました。

ご担当いただきましたスタッフの皆様、心から感謝いたします。
ありがとうございました。

私が初めて言語聴覚士という職業に出会ったのは、歌手になる前に勤めていた介護老人保険施設の現場。 食物を飲み込む力が弱くなってきたお年寄りの、嚥下(飲み込む)サインの確認の方法を教わった時でした。 いろいろ分野でのスペシャリストがいて、食べることの専門家もいるんだと驚きました。 その時お世話になった言語聴覚士さんにも数年ぶりに嬉しい再会をすることができました。

先天的、後遺症などいろいろな事情で喋ることができない方と
「心が通じた時が一番嬉しい瞬間。信頼関係が大事ですね!」
とあるセラピストさんが話してくれました。

言語聴覚士のことを別名、スピーチセラピストと呼ぶそうです。
そんな話すプロの方々へ「一粒の種」を聞いていただき、歌い終えて、こんな言葉をかけていただきました。

「一粒の種、本当にいい歌ですね。歌はもちろん素晴らしかったんだけど、もっと良かったのがあなたの話し方。話すスピードとか、次に歌う曲によって声質をとても上手く変えて話していて、聞いてて気持ちよかった。仕事柄かな、そっちに感動しました」
と。
ライブもこのsmile seed projectも、毎回毎回が試行錯誤の私。
身に余るお言葉でしたが、心の底から嬉しく思いました。


ありがとうございました。
ではまた次回のSmile Seed Projectまで。